ビリャレアルは、ホームでレバンテに2―1で勝利した。
試合後、ウナイ・エメリ監督(49)は、今季初めてベンチを外れた日本代表MF久保建英(19)について「ここを去って出場機会を増やしたいという思いがある限り、
それを尊重したい」と退団を認めることを明かした。現地で久保を取材する豊福晋通信員が、今回の退団の真相を「見た」。
大みそかの先月31日、エメリ監督から今後について問われた久保は「チームを去りたい」と答えた。
昨夏に大きな期待で迎えられたが、わずか5か月後に悲しい別れが待っていた。
競争に身を投じる久保の姿をもう少し見たかった気もするが、ピッチの上で自らを表現したい19歳の渇望もよく分かる。
今季はカップ戦を含めて公式戦19試合に出場(1得点)したが、リーグ戦での先発はわずか2試合。最近は自身より若い18歳MFピノらが台頭してきたこともあり、指揮官の構想から外れた。
両者の間には、求めるサッカーにかい離があった。この半年間、試合中にベンチからの「タケ!」という大声が響き続けた。
今季、恐らくエメリ監督が最も声を上げて指示を出した選手だろう。
12月のある試合、ボールを受けた久保に対し、指揮官は「サイドに開け!」と大きく腕を伸ばし、右サイドを指さした。
その意向とは反対に、久保は中央へのドリブルを選択。相手にボールを奪われた後も、ベンチから伸びる指はその後数秒間、誰もいない右サイドに向けられていた。
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Source: SAMURAI Footballers
【悲報】久保建英さん、やりたいサッカーがエメリ監督と乖離していた…